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40歳過ぎて脱サラ起業!体験したから言えること!
アマガサシゲルの起業のススメ(BLOG)

ほんの小さな選択が人生を大きく変える

ほんの小さな選択が人生を大きく変える

人は人生を振りかえると、人生を変える選択が、いくつかあったことに気がつきます。

あの選択をしていなれば、今のアマガサはない。

私も、振り返るとそんな選択がいくつかありました。

選択といっても、「起業する」「会社をやめる」といった、大きなことでなく、日常の小さな選択が、人生を大きく変えることがあるのです。

わたしが、家族がいて、仲間がいて、自分の会社があり、毎日幸せに生きられている理由は、ある一冊の本との出合い。

小さな「選択」が始まりだったのです。

離婚をキッカケに人生を考えだす

ほんの小さな選択が人生を大きく変える

私は、27歳のときに結婚。29歳の時に離婚しました。

相手の女性は、結婚した時24歳。

若いですよね、二人とも。

お互い遊び足りなかったのが、離婚の大きな理由でしょう。

今は離婚といっても、それほど驚きませんが、当時は今ほどではありません。

友人たちで離婚している人間は、まだ一人もいませんでした。

私にとっても、離婚は予想もしていなかったできごと。

それだけに、離婚後の自分の人生について、深く考えるようになったのです。

自分は今後どんなことをやったいきたいのか?

どんな風に生きていきたいのか?

そんなことを思うようになりました。

それまでの考えはというと、

・目の前の仕事を一生懸命やる。

・女の子と遊ぶ。恋愛を楽しむ。

・友達と飲んで遊ぶ

・趣味を楽しむ。

若者であれば、誰でも考えることを中心とした生活でした。

自分自身のことを深く振り返ること、今後の人生を深く考えることなどはなかったのです。

一冊の本との出会いで人生が動き出す

ほんの小さな選択が人生を大きく変える

ある日、友人と飲む約束をしていました。

予定より早く待ち合わせ場所に着いたので、時間を潰そうと本屋に入ったのです。

目的もなく、たまたま入った本屋。

ただ、ブラブラと店内をウロついていました。

何かに誘導されたように、人があまりいない場所へ。

その時、ふと棚の隅に置いてある本の「タイトル」に目がとまったのです。

「こんな女と暮らしてみたいPART3」

「どんな女じゃ?!」

離婚したばかりの私は、思わず心の中で叫びました。

本を手に取り、目次を見ていると、待ち合わせの時間が。

とりあえず買っておこう!

会計を済ませ、本をカバンの奥にしまい込み、友人との待ち合わせ場所に向かったのです。

友人との飲みが盛り上がり、家に戻った私は、本のことを完全に忘れていました。

シャワーを浴びリラックスし、鞄ををあけると袋に入った本が。

「そういえば、さっきこんな本を買ったよな」

その程度のおもいです。

時間は既に23時を過ぎていましたが、翌日が休みだったので、本を読み始めました。

「男と女とでは「愛」を見ている景色が違う」

29歳の若者には刺激的な見出し。

2,3ページ読み進めただけで、わたしは完全に引き込まれ、あっという間に本を読み終えたのです。

それまでの人生、1日で本を全部読み終えるという経験はありませんでした。

どちらかというと、本は好きでも、嫌いでもない、といったタイプ。

本を一気に読み終えた自分、そして心に染みる言葉の数々と、所々での笑いのあるエッセイ本に衝撃を受けたのです。

「いったい、この本を書いているのは誰なんだろう?」

表表紙には、高橋三千綱。

1953年「九月の空」で芥川賞受賞。

こんな面白い本を、芥川賞作家の人が書いているんだ!

面白い本、面白い映画といったものはそれまでもたくさんみてきました。

しかしこの本との出合いは、19歳の時に一目惚れし、付き合うまでいった彼女と出会った以上の

「衝撃」「運命の出会い」

を感じたのです。

私の身体は、完全におかしくなっていました。

この衝撃をどうにかしたい!

おもむろに引き出しから便箋を取り出し、なぜ本に出会ったのか、読んでどう思ったのか、熱い思いを便箋3枚に書き、出版社に送ったのです。

生まれて初めて書いたファンレター。

私の人生においてファンレターを書いたのはこれが初めてです。

止まらなくなる熱い想い

ほんの小さな選択が人生を大きく変える

「高橋三千綱氏の本を色々読んでみよう!」

と心に決めた私は、翌日

 

「こんなと暮らしてみたい」

「新こんな女と暮らしてみたい」

「九月の空」(芥川賞の受賞作品)

 

を購入しました。

恥ずかしながら、生まれて初めて芥川賞受賞作品を読みました。

エッセイに書いている内容と、純文学のギャップ。

女が男のギャップに萌えるように、わたしも完全にやられてしまったのです。

その後、店頭にならんでいる本はすべて購入。

三千綱氏の独自の視点や、破天荒な経験や生き方。

また、その経験をバックボーンにありながら書いた様々な作品。

「俺もこんな自由な生き方をしたい!」

三千綱氏の生き方にも興味を持ったのです。

もっともっと三千綱氏のことが知りたい。

まるで初めて恋愛する女子高生のようでした。

しかし、店頭を探しまくっても、一部の本はどうしても手に入りません。

また、三千綱氏の公式ホームページもまだなく、出版されたすべての本がわからなかったのです。

三千綱氏の本を全て読みたい!と思った私は、マスコミの電話帳を発見。

そこに高橋三千綱事務所の連絡先を発見したのです。

電話番号をメモ。

自宅に戻り、事務所に電話。

とてもかわいい声の秘書Kさんが、電話に出られました。

名前を名乗ると、

なんと!出版社に送ったファンレターが秘書のKさんに届き、私の名前をはっきり覚えてるとのこと。

ファンレターも高橋三千綱氏に届いていたのです。

珍しい名前でよかった!!

とこの時ほど思ったことはありません。

秘書Kさんに、

 

「出版した全ての本を知りたい」

「講演会の情報があれば教えて欲しい」

 

という旨をお伝えすると、本のリストと講演会の案内を郵便で送ってくれたのです。

すぐにリストと講演会の案内が届き、私は講演会の主催する図書館に電話しました。

残念なことに図書館で行う講演会はすでに満席だったのです。

リストを送ってくださったお礼をするため、再び事務所に電話をいれました。

Kさんは講演会のことを気をかけてくださり、満席で行くことができないと伝えたところ、

これまたなんと!特別枠で参加させてくれるとおっしゃってくれたのです。

高橋三千綱氏からメッセージ

強い夢は実現する
講演会の当日、私はとても緊張していました。

ジャニーズの追っかけをやっている女性たちの気持ちが初めてわかりました。

講演会でサインをもらおうと、本を5冊と色紙を用意し1番前に並びました。

なにを話したかは覚えていませんが、最高の時間だったことをおぼえています。

講演会終了後、いの一番で並びました。

三千綱氏に名前を伝えたところ、私のファンレターを読んでくれているようで、お礼を言われました。

感激している私が色紙をさしだすと、

「強い夢は実現する」高橋三千綱

と書いてくれたのです。

この色紙は今でも、額に入れて自宅の書斎に飾っています。

あれから20年。

「起業し、会社経営をする、そして自分が人生を選択できる幸せな人生を送る」

という強い夢は実現しているのです。

本の縁をつなげたことで新たなことが動きだす

ほんの小さな選択が人生を大きく変える
いただいたリストを元に、本探しの旅が始まりました。

出版された本には絶版になっているものも多く、古本屋巡りを始めたのです。

デート中でも、たまたま古本屋を見つけると彼女そっちのけで本を探す。

車を運転中に古本屋を見つけると、すぐ停車させる。

神保町の古本街は徹底的に探す。

初めてコレクターの気持ちがわかりました。

そして、全ての本を最終的には手に入れることができたのです。

三千綱氏への熱い想いはそれからも続き、

高橋三千綱事務所が主催しているマラソン大会に参加したり、出版パーティーにも参加。

お酒も一度だけ酌み交わせていただいたのです。

本の縁と人の縁は同じ

ほんの小さな選択が人生を大きく変える
たまたま出合った一冊の本。

そして作家のファンになる。

これはよくある話。

たぶん、それだけでは人生は変わらなかったかもしれません。

出版されている本を全て読み終わった私は、

三千綱氏の本の解説を書かれてる作家さんや高橋三千綱氏が解説を書いている本など、様々な本を読み進めました。

本の縁を繋いでいくといった感じでしょうか?

少年の頃、両親に本を読みなさいとあれほど言われても全く読まなかった私が、本に魅了されるようになったのです。

また、色々なジャンルの本を読むようになり、新たなこと、自分の知らないことに興味を抱きはじめ、簡単にいうと「勉強する」という行為を始めたのです。

 

わたしが今でも新しいことにチャレンジしたり、勉強するのが好きなのは、たった1冊の本がきっかけなのです。

インプットからアウトプットへ

ほんの小さな選択が人生を大きく変える
旅好きの三千綱氏の影響を受け、大学時代大好きだった一人旅をまたスタート。

海外でのできごとを、自分なりの視点で日記に書き留めました。

旅を終えると、その記録をホームページにアップ。

すると全国からメッセージが届き、雑誌に紹介される経験もしました。

三千綱氏が「映画監督をやる」「南極に行く」「モナコのカジノに一人で行く」とやりたいことをやっていきているように、

私も人生やれるときに全てやろう!

そんな考えのもと、32歳で会社を辞めアメリカに留学しました。

アメリカでは、日本に商品を輸出している事業家の方とも出会い、始まってまもない、ヤフーオークションを知りました。

事業にも興味を持つようになり、日本に帰国後副業、個人事業を始め、その後会社を設立したのです。

人生を変えるのは、大きな選択をすることだけでない。

ほんの小さな選択が人生を大きく変える
今の私があるのは、たまたま入った本屋で、

「こんな女と暮らしてみたい」

を購入する「選択」したことがすべてのはじまりです。

人生は1つの「選択」をきっかけにいろいろなことにつながっていきます。

そして、その選択は決して大きなことでなくてもいいのです。

シェイクスピアに『人生は選択の連続である』という言葉があります。

若い頃、そういった事は分かりませんでした。

もし、今、あなたが人生に迷っているならば、何か新しい「選択」をしてみたらどうでしょうか?

今までと違う「選択」を。

このブログを読んでいるということは、あなたきっと「起業」に興味があるのだとおもいます。

人生をもっとよくしたいと思っているはずです。

それであれば

「学び」

「出会い」

「アウトプット」

「環境をかえる」

を選択することをオススメします。

そして、その選択を次につなげていくのです。

あなたにはまだまだチャンスがたくさんあります。

起業学院があなたの選択の一つになり、新たなスタートとなれば、教頭としてこれ以上うれしいことはありません。

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