副業で稼げたら会社を辞めて起業する?それともサラリーマン継続?
副業で稼げるならば、起業しなくてもいい?
サラリーマンが副業で安定的な利益を出していると、このままでよいのでは?という気持ちになる場合があります。
それなりに利益をだしていれば、他のサラリーマンに比べて余裕のある生活ができます。
わざわざリスクを背負ってまで起業する必要がないのではないか?
そう考えるのはごく自然な気持ちだと思います。
でも私の場合、副業で安定的に利益をだしていても、起業したいという思いは全く衰えることがありませんでした。
理由は何故か?
それは当時勤めていた会社が嫌で嫌で仕方なかったからです。
部下や同僚はとてもいい人ばかりで何の不満もありませんでした。
また、会社での立ち位置も作り、立場も悪くありません。
年収も悪くない。
では、嫌な理由は何だったのか?
それは、社長です。
今は経営をしていくことの大変さを知り、従業員に給料を支払い続ける大変さを知り、大変尊敬していますが、当時は本当に嫌いでした。
特に嫌だったのは会議です。
朝から晩まで目的が見えない無駄な会議。
だれも聞いてない話を何時間もしゃべり続ける社長。
本当に私にとって苦痛でした。
ただ聞いているだけで、給料もらえるなら楽でいいじゃないか?
なんていう考えもあるかもしれません。
しかし、私にはそういった考えは微塵もありませんでした。
こんな会議の仕方ではなく、もっと時間を有効に使える会議にすべきではないかと、会議中に進言したことさえあります。
会議中、自分の思いをスケジュール帳に書き殴っていたのを今でも思い出します。
でも今思うと、この社長が嫌いだというエネルギーが、起業への大きなエネルギーとなっていたと思っています。
人間どこでエネルギーを発揮できるかわかりませんね。
セミナーにいくつぐらい参加しましたか?
起業関連にとどまらず、自己啓発系のものを含めると数え切れないぐらい参加しました。
ただ、今振り返ると「自己啓発系のセミナー」が起業に対して、役にたっていたか、たっていなかったかというと、非常に微妙ですね。
今感じることは
「自己啓発」と「起業」は全く別物。
私が起業したい、と強く思っていたのに、なかなか起業できなかった理由が「自己啓発」に力をいれ過ぎていたから。
・意識が高くなると起業にプラスになると勘違いしていた。
自己啓発は悪いことではありません。
しかし、それだけでは起業できないし、起業後、事業を起動に乗せることもできません。
起業セミナーに参加したり、本も読みました。
でも起業って、起業して気づくことが本当にたくさんあるんです。
自転車に乗るために、
「自転車が乗れるようになる本」
を読むような感じです。
自転車乗れるようになるには、本読むより、自転車乗って、転びながら覚える。これが一番はやい。
転ばないように、後ろを両親に抑えてもらったほうがうまくいくのと同じです。
もしあなたが起業のための勉強ばかりしていたら、私みたいにならないように気をつけてくださいね!
行動あるのみです!