29歳は今後の人生を考える大事な時期

教頭の29歳を振り返る
キミアキ校長の動画を見た方から、起業学院LINE登録後、質問をいただきました。
Kさん男性。29歳、大卒で土木関連の仕事をされてるとのことです。
「YouTubeで見て登録させていただきました。
自分の場合、起業をすぐしたいというよりも、起業とはどういうものか?という勉強から入りたいのですが可能でしょうか?
アマガサさんは、サラリーマン時代の業種で経験を積んで同じ業種で起業しましたか?
よろしくお願いいたします」
29歳。ちょうどいろいろ人生を考える時期ですね。
実は私バツイチで、29歳は離婚した年なんです。
(今の奥さんは二人目)
二人で住んでいた世田谷区の祖師谷大蔵のマンション。
前妻が先に荷物を持って実家に戻りました。
荷物を運び出された後は、狭いと感じていた2LDKのマンションがとても広く感じたのを覚えています。
その後、私も1Kのマンションに引っ越し。
「これからまた新しい生活頑張るぞ!!」
とベランダから叫んだのを今でも覚えています。
21年前は今ほど離婚が当たり前ではなかったし、自分も予想していなかった出来事。
離婚をきっかけに、今後の人生を深く考え始めたんですね。
それからです。
時間があれば一人旅にでて、本を大量に読みまくったのは・・・
その後は、32歳でサラリーマンを辞めアメリカ留学。
9.11アメリカ同時多発テロを経験。
帰国後は働く場所がなかなか決まらず友達の家に居候。
夜勤のバイトもしました。
その後、サラリーマンに戻り副業、そして起業。
29歳は私にとって大きな変換の年齢だったのです。
Kさんも30歳を目前にいろいろ考えますよね。
考えるのは悪くないですよ!
起業とはどういうものか?
Kさん、これすごく良い質問だとおもいます。
私も「起業したい」といつも考えてましたが、
「起業とはどういうものか?」は考えたことがありませんでした。
だから今回、質問をもらってじっくり考えました。
一般的には、
「起業は自らが新しく事業を起こすこと」
だと思います。
もちろんこの定義は間違っていない。
でもなんだろう・・・もっと違う表現があるような気がします。
こんな感じですかね。
サラリーマンの場合、入社した会社・部署・上司で人生が決まる場合が多いですね。
でも、すべての人が自分の希望の会社に入れない。
自分の希望の部署にいけない。
上司も選べない。
でも起業すればそれをすべて自分で選択できる。
上司はいません。
また、サラリーマンであれば、なにか会社で嫌なことが起きれば、会社が悪い、上司が悪い!って他責できる。
でも、起業ってそういうことはできません。
全部自分の責任。
つまり、自分で自分の人生を作り上げることができる。
関わった人達の人生にも影響を与えることができる。
これが起業であり、起業の魅力だと私は思っています。
アマガサさんは、サラリーマン時代の業種で経験を積み、同じ業種で起業しましたか?
私が大学を卒業し、入社した会社はだれもが知っている某有名百貨店。
入社式は東京ドームでした。
しかし、その会社を1年9ヶ月で退社。
大卒入社組で、一番最初に辞めたのが私です。
第一希望で入社した会社を、1年9ヶ月でやめるなんて自分も想像していませんでしたよ。
両親も驚いていましたね。
その後、すぐに新しい会社に勤務。
ここから美容系人生に突入したわけです。
起業は自社オリジナル化粧品とサプリメントの企画開発・卸販売でスタート。
その後は、事業の幅を拡げ、美容機器販売・ホームページ制作・運用やコンサルティング。
今は他の事業の準備もすすめています。
「起業学院」は会社の事業ではなく、別会社としてやっていきます。
知識も経験もお金もなくて起業できるのか?
「できれば正直にいっていただきたいですが、普通に考えたら、経験がある職種で独立するというのが普通だと思います。
知り合いの方でも長年調理関係の仕事をしていて、独立して居酒屋経営しています。
私のように、経験の浅い職種(4年)で独立するのはかなり厳しいと思います。
やはり、サラリーマンを定年までするのがいいのでしょうか?
起業といっても、知識も経験もお金もありません」
Kさんがおっしゃっているように、経験のある職種で独立起業する場合が多いですね。
日本政策金融公庫も融資する際、経験のない独立起業はFCでないと融資しません。
お知り合いの居酒屋さんも同じ。
でも、それって正直関係ないですね。
サラリーマン時代の私は営業。
ゼロからものをつくったこともない。
コンサルタントの仕事をやったことない。
ホームページ制作・ウェブマーケティング・SEOでお金をもらったこともない。
でも今はそれらで食べています。
だから経験なんて関係ありません。
私の友人で飲食業を25店舗以上経営している友人も、蕎麦屋に修行にいったのはたったの6ヶ月です。
「どうやってそば粉など仕入れ業者を見つけたか?」
と質問すると、当時はインターネットが今のようの状況ではなかったので、イエローページ(電話帳)で片っ端に電話したと言ってました。
先日セミナーであった会社社長も介護関連ですが、全く経験はなかったです。
結局はやる気です。
知識も経験もお金もない、定年まで働く?
「知識も経験もお金もない、どうすればいいか?」
今から準備すればいいじゃないですか?
まだ29歳ですよ。
私が起業したのは40歳を過ぎていました。
もう1つの質問
「やはりサラリーマンを定年までするのがいいのでしょうか?」
これは、Kさんの価値観です。
「起業をすること」と「定年まで働くこと」
これは同じ土俵で論じることではありません。
定年まで働いても、起業しないひとは起業しないんです。
経験があるから、起業できるわけでもありません。
起業したいから起業するのです。
ここで1つ重要なことがあります。
Kさんはどんな人生を送りたいのか?
それを考えるのが一番大切なこと。
「起業」というパーツをいれることで、Kさんの求めている人生になるのか?
それをまずはじっくり考えたほうがいいですね。
もし、考えても答えが出ない場合は、
起業学院のオンラインサロンに入会してください(笑)
様々なリアルを取り上げていきますので、いろいろな価値観を感じられるでしょう。
29歳!羨ましい!!
なんでもできる年齢です。
頑張ってください。